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こんにちは、はるです。
最近、自分の子供の教育についていろいろ学ぶ機会があり、その過程で感じたことや思ったこと、実際に行動して子供がどう変わってきたかを書いていきます。
個人の考えも含まれた内容になってます。意見が違うこともあると思いますので、ご了承ください。
では、今回参考になった本をまず先にご紹介します。
マインドセット「やればできる! 」の研究
先天的な才能を「成長」は越える事ができるのか?
答えは「Yes」です。
可能であることの裏付けや過去に歴史を築いた全てのヒーロー達、全ての賢人達は才能に恵まれていたのか、どんなマインドを持っていたのか、そしてそのマインドは我々でも持つ事ができるのかが、この本で学べると思います。
そして子供への向き合い方を深く考えさせられましたし、柔らかなマインドセットを持つことが、心の豊かさを保つ一つの大きな力になると感じました。
めちゃめちゃおすすめです。
自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方
ほめ方と叱り方ひとつで子供の成長に大きく影響するそうです。
日頃から自然体のままで子供と接していると、子供扱いしすぎて淡白な言動や、簡単で当たり前なテンプレじみた事を繰り返し言ったりしてしまいませんか?
どのようにほめて、どのように叱るのか、主体性を子供に持たせるにはどうすれば良いのか?
全ての親のバイブル的な本です。
2冊とも本当に良い本なので気になる方は読んでみてください。
「自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方」は、Prime会員なら無料で読めます。(2022/06/04現在)
(Amazonボタン付けれなくてすみません・・)
前置きが長くなりましたが、本編始めます。
子供の才能をほめるのか、過程をほめるのか
例えば、子供が何かの絵を描いた後に見て見て攻撃が始まった時や、ブロックで車を作って見せてきた時どうしてますか?
「すごーい!」「上手上手ー!」「頭いいー!最高ー!」とか言ってませんか?
僕ら夫婦は言いまくってました。
反射のように言ってました。
だめだって知った時びっくりしましたし、なぜでしょうかっ!!教えてくださいっ!!って思いました。
表面だけでほめてはいけない。結果だけをほめてはいけない。
結果を表面的にほめるのは子供にとって良い成長を促すことにはならないそうです。
子供は繊細で、そこらの大人達よりよっぽど他人の話を聞いていますし、インプットします。
何をすれば誉めてもらえるのかをいつも考えてます。
うちの息子もそうです。
いつも「見て見て!パパー!!見てー!ねー!見てー!」って見るまで永遠と言い続けます。
誉めてほしいんです。
息子がブロックで車を作ってきた時、僕は本から得た知識を使ってみることにしました。
ポイントは3つ。
- どうやってやったのか過程を聞いて、それを復唱してあげる。
- 上手にできたことではなく、自分で考えて作れた事をほめる。
- 難しそうなところを重点的にほめて、どうやったのかを聞いてあげる。
上っ面でほめないで、具体的な過程を理解して、その過程と行動をほめてあげるという事です。
結果だけほめると、結果さえ出せば良いと勘違いしますし、簡単にできることばかりするようになります。
そして怖いのが、結果が出なかった場合に簡単に脱落してしまい、再チャレンジできるようになるには相当なメンタルが必要になるというのですから、周囲のほめ方は子供の頃から気をつけた方が良いと感じざるを得ません。
難しそうなところを重点的にほめることは、自ら進んで自分の能力以上の物事に取り組むチャレンジ精神を育むことができると考えています。
少しだけ難しいものに挑戦する事に楽しさを覚えてくれたらきっと前向きな子に育ってくれると、今から楽しみにしています。
MINDSETには面白い検証についても書かれていましたので興味がある方は是非。(2回目)
※補足となりますが「結果をほめずに過程、努力をほめる事」は2冊ともに書かれていました。
できなくてもほめる。勝っても負けても喜んであげる。
もし挑戦しているものができなかったり、スポーツで負けてしまったりしても残念そうな顔をしてはいけないです。
全てを一旦は受容して、次に繋げられるように導いてあげることが大切だと思います。
「なんでできないんだ・・・」なんて思わないでください。できることよりできないことがあるのは普通です。
もう嫌だ!!!!!ってなる子供絶対います。
できなくてもまずはほめる。試合に負けてもまずはほめる。
ただ、ほめるだけではダメです。
なぜできなかったのか、負けてしまったのかを楽しみながら考えることができるように、まずは親として反省と改善の方法を教えてあげましょう。
子供が自分一人で考えられるようになった時、難題をポジティブな思考で紐解こうとすることができるように。失敗や敗北を前向きに捉えられるような、そんな大人になって欲しいと願っています。
子供をすぐに手伝う親、答えを教えてしまう親
うちの嫁ちゃんがこれをやっちゃうですが、これはあまり良くないと思います。
なぜなら自分で考える事をしないで他人を頼る癖がつくからです。
可愛いのはわかりますが、それを繰り返すと、自分でできないことは誰かにやって貰えばいい。と簡単に投げ出してしまいます。
効率的といえば効率的なのですが、少し考えればできそうな事を親がすぐに手伝ってしまうのは、子供の成功体験を奪っているに等しい事です。
子供にも自己肯定感はあります。むしろ大人より強いです。
自分一人でできる体験を沢山させてあげましょう。
何も手を貸さない方がいいと言ってるのではなく、「助言する」程度にとどめておいた方がよいという事です。
子供が自ら考え行動し、一つの物事を完遂して成功を実感するまでが一つのワークフローであり、先にも書いた「過程と努力をほめる事」で沢山の達成感と自己肯定感を感じさせてあげられるのではないでしょうか?
魚を与えるか?魚の釣り方を教えるか?
前節で書いた「助言」というのはどこらへんまでがいいのでしょうか?
ほんとどこらへんまでですかね?
『授人以魚 不如授人以漁』
人に授けるに魚を以てするは、人に授けるに漁を以てするに如かず
老子
「人に魚を与えれば、一日の糧となる。人に魚を捕ることを教えれば、一生食べていくことができる。」
と、いう意味です。
超有名な言葉すぎて書くのが恥ずかしいくらいですが載せさせていただきます。(老子素晴らしい。)
そのまんまでいいと思います。
答えを教えず、やり方を教える。
「やり方」そのものが答えだった場合は、考え方を教える。ロジカルですね。
ポイント
- 答えは教えてはならない
- やり方を教えてあげる
- 考えることを教えてあげる
才能があることはデフォルトじゃない
そもそも才能があることは当たり前のことではありません。そっちの方が当たり前です。(ややこしい)
しかし、才能を最初から持って生まれてくる子も確かにいます。
歌が最初から上手な子、お絵かきが上手な子、足がとても早い子など、勉強ができる子。
世の中にはとんでもない才能を持っている人が溢れかえっていますが、その全ての人が生まれた時から才能を持って生まれてきたのでしょうか?
それは「NO」ですね。当然です。
僕は秀でた才能と呼べるものは特に何もない凡人ですが、これだけはわかります。
そもそも才能ってなんなんでしょうね?
ある個人の素質や訓練によって発揮される、物事をなしとげる力。
Oxford Languages
なるほどーって納得しました。
と、いうことは先天的に持って生まれるのは才能ではなく「素質」と呼ぶんですね。日本語難しい。
生まれつき持っていて、性格や能力などのもとになるもの。
Oxford Languages
普通に検索してみたら書いてありました。
「才能があるから」というのは、「才能を掴み取ったから」と称賛している言い回しにする方がスッキリしますね。
今後、才能あふれる方と話す機会があったらそう言おうかと思います。
言葉のお勉強はさておき、「素質は訓練で伸ばすことができる。」という事がMINDSETでは繰り返し書かれています。
固執した考え方で伸びる可能性のある「才能」の卵を温めずに孵化させないのは残念で仕方ありませんよね。
子供も親もやわらかいマインドを持って、才能をゆっくりと一生懸命に育ててあげましょう。
ほめ方と叱り方はマインドセットと密接な関係にあると思います。
子供にとって本当に必要なのは楽しむ事
子供にとって一番大切なことは、どんなことでも楽しんでやることだと思います。
何を当たり前のことをと思いますが、どうしてもできないことにヒステリーを起こしたりすると思うんです。
僕はまだまだ未熟で、正直どうやったら楽しんで物事に取り組んでもらえるのかわかっていません。
しかし、僕ら夫婦がどんなことにでも笑って、考えることを楽しんでる姿を見せられたら、きっと息子は考えることや難題に取り組むことは楽しいことなんだと、そう思ってくれると信じています。
最後に
2冊の本を読んで、子供への接し方が変わりました。
それは僕の人生だけでなく、家族全体の未来を変えることにつながると感じました。
これから親子共に成長していきたいと感じさせてくれるような、そんな本でした。
この記事の全てが読んでくださった方全員にとって正しいわけではないと思いますので、お子さんの性格を見ながらフィットする部分だけを少しずつ試して、ご家庭にあったほめ方、叱り方、そしてマインドセットの持ち方を考えてみてはいかがでしょうか?
僕はこの本「MINDSET」を、息子が読めるようになるまで大切にして、多感な時期を迎えて道に迷いそうになった時にそっと渡してみようかと思っています。
本当に長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。